緑の森
緑の公園の近くに住んでいます 季節の流れに沿って生活したいと思っています

夏の終わりの読書


安房直子さんの童話は 少し悲しくて
少し怖くて 不思議な風景が浮かんできます。

そろそろ 夏も終わりかな・・・という この時期に
安房直子さんの本が読みたくなって 図書館から借りてきました。


ひぐれのお客 (福音館創作童話シリーズ)ひぐれのお客 (福音館創作童話シリーズ)
(2010/05/25)
安房直子

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一番はじめに載っている はなし

白いおうむの森

スタア宝石店の入り口は、自動とびらです。
その前に、ほんの一秒立っただけで、
みがきあげられたガラスのドアは、さっと両側に開くのです。
中にはいると、鉢植えの大きなゴムの木に、
白いおうむがとまっていて、奇妙な声で、
「こんにちはー」と、さけびます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みずえは 会ったことのないお姉さんへの手紙を
この白いおうむに届けてもらおうと考えます。
謎めいた宝石店のインド人も出てきて
やっぱり 切なく 不思議な世界のお話でした。

この本には 「絵本と子どもと私」という エッセイが一編 載っています。

文中より・・・・・・

私は、高校生で、はじめて「赤毛のアン」を読み、友人が文庫版の漱石を
読んでいる時に、壷井栄の童話を楽しんでいたのでした。
あの時に、「高校生にもなって、そんなおさないもの、およしなさい」と、
誰からも言われなかったことに感謝しています。
「赤毛のアン」を読みながら、高校一年の私は、空想好きの
一少女にかぎりなく思いを寄せ、壷井栄の「柿の木のある家」や
「母のない子と子のない母と」にこめられた童話のあたたかさに、
胸をあつくしたのでした。
読書は、なんといっても、本人が楽しくなければなりません。
楽しくて面白くて、胸がコトコト踊るようでなければなりません。
その楽しみを、より深いものに、そっと導いてやるだけが、大人の仕事だったのです。


安房直子さんも 「赤毛のアン」を読んで胸がコトコト踊ったのだなぁ
時折 無性に 童話や 「赤毛のアン」シリーズや 、ムーミン谷の話を
読み返したくなって 図書館に予約する。
この歳で・・・・少し 恥ずかしかったりするのですが
コトコト踊るから いいのだと 思えました。




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Comment

この年で・・・
そうなんです、
わたしもはまっています。
もうすぐコロボックル物語読破。
次は上橋菜穂子作品と決めています。

夏休みはどこかコンプレックスでした。
お引越しの多かったわたしは
のんびりと夏を過ごした記憶がなく、
本に親しんだ思い出もなく、
追いつめられてばかりでした。
だから夏は忘れ物を
とりにもどるようなところがありました。
どっぷりと童話や絵本にひたる夏の夕暮れ。
何年も続けているうちに
忘れ物の分はとり返し、
ありあまるものが注がれています。
胸がコトコト踊る、わかるなあ。
わたしは何も描いてない真新しい画用紙をもらったような
真っ白い気持ちになります。
「ひぐれのお客」予約しました、楽しみ~。
2014.08.17 10:38 | URL | ゆるりんりん #- [edit]
ゆるりんりんさん おはよう
夏休みはどこかコンプレックス
この言葉 わかるような気がします
みんなが 「夏だ~」と 楽しげにしていると
自分だけ静かにしているのがいけないような
乗り遅れたような寂しさと
でも 自分の時間は守りたいような
複雑な気持ちになることがあります

こちらは 今週あたりから もう夏休みは終わって
子どもたちはいつもの生活に戻るのではないかと思います
そうなると 季節が進むのが早くて
私は 少し焦ります

ゆるりんりんさん 夏の夕暮れにゆっくり好きな本を読む時間
もう もう これほど幸せな時間はないですね
たまに ウトウトしながら カナカナカナと鳴くせみの声や
虫の声も聞こえてきて・・・・ひゃ~~良いです!!
上橋菜穂子作品を今 検索してきました
凄い量の本たち! ゆるりんりんさんは どのあたりから攻めるのかな??
これだけあると すごく迷う 嬉しい悩みですね
(もしかして 二男が読んでいた気がします)
ゆるりんりんさん これから季節は 読書の秋
満喫できますね。  良い時間を!


追伸・・・・・・満開のレインリリーが凄くかわいかった。
コロポックル 葺きの葉を見つけたら 覗きこんでみてください
いるかも・・・・。



 
2014.08.18 05:16 | URL | えぞももんが #- [edit]
「スタア宝石店の入り口は、自動とびらです。
その前に、ほんの一秒立っただけで、
みがきあげられたガラスのドアは、さっと両側に開くのです」

書き出しから わくわくしますね。
この本の続きはどうなっているのか
すぐにでも読みたくなるのですが それと同時に
この物語を私ならどう書くだろうと
頭の中にスタア宝石店が浮かんできます。

図書館で借りるのは主にエッセイ。
小説はめったに借りません。
一番すきなのは、児童文学。
読み始めると止まらず、最後のページが近づくと
終わってしまうのがザンネンで わざとゆっくり読みます。

コロボックル、知っているのに読んだことがない。
次に図書館に行ったら、読みたいと楽しみにしています。

ももんがさん、赤毛のアン
どの一行が好きですか?どのページのアンに魅かれましたか?
教えてほしいなぁ~
2014.08.20 23:22 | URL | フィりフヨンカ #- [edit]
フィリフョンカさん おはよう
フィリフョンカさん 私はこの夏 一カ月かけてゆっくり
赤毛のアンを読み返しました
そう サササッと読むのは もったいないので
ゆっくり ゆっくり 
特に 最後の 第三十八章 「道の曲がり角」
丘の途中にきたとき、背の高い若者が口笛を吹きながら、
ブライス家の門から出てきた。
それはギルバートだった。アンの姿を見ると口笛はやみ、
彼は丁寧に帽子をとってあいさつしてから、黙って行きすぎようとした。
アンはたちどまって手をさしだした。

の部分から 最後までは4回読みました (笑)

十数年ぶりに しっかり読み返し 好きな一行は マシュウの言葉でした。
「そうさな・・・・」です
以前なら 間違いなく アンのキラキラした言葉だった
でも それがいつの間にか マシュウやマリラの言葉や行動が
頭に染みてきました。
フィリフョンカさんは?どの一行が好きかな?
あなたが どの一行を選ぶのか
本当に 知りたいなぁ。 あれやこれや想像します。


追伸・・・・・「白いおうむの森」 フィリフョンカさん この話は 少し怖い話です。あちらの世界と こちらの世界。そして 切ない話です。
2014.08.21 05:30 | URL | えぞももんが #- [edit]

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