緑の森
緑の公園の近くに住んでいます 季節の流れに沿って生活したいと思っています

藻岩山で読むエッセイ

伊丹十三さんの エッセイを ゆっくり読んでいます。


女たちよ! (新潮文庫)女たちよ! (新潮文庫)
(2005/03/02)
伊丹 十三

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その中に 「犬の歯を抜く話」が出て来る。
伊丹十三さんが子供の頃から大好きな
「大嘘」の中の一つだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・文中より・・・・・・・・・・・・・・

大根を厚切りにして、だし汁の中でぐらぐらと煮る。
芯まで熱くなったらこの大根を犬に食わせればよい。
犬がぱくりと大根を銜(くわ)える・・・・と、
熱のために歯がすっかり抜けて大根の中に残る、というのだ。


馬蹄(ばてい)形に埋めこまれた犬の歯が、
まざまざと目に浮かぶところが実に卓抜だと思う。
そしてまた、なんのために、いったい犬の歯など抜く必要が生じるのか、
その辺が一向に説明されていないところも、まことに人を食っている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よく味のしみた 風呂吹き大根の中に残った
犬の歯を 思わず想像して
「でも なんで 全部 歯を抜くんだろう?」と思ったところで
伊丹十三さんの
 “そしてまた、なんのために、いったい犬の歯など抜く必要が生じるのか、
 その辺が一向に説明されていないところも、まことに人を食っている。”の文が続いて
思わず 笑ってしまう。

この話を読んでいて 学生の頃の事を思い出しました。

「歯が抜ける夢を見たら よくないらしい」という話を
いとこから聞いた友人は その夜 自分の歯が全部抜ける夢を見た。
「ショックだった・・・。 だって 全部だよ 全部抜ける夢」
私は 「ダイジョウブ。 迷信だよ」となぐさめた・・・・・と、その夜
歯が一本抜ける夢を見て  どうしょう・・・・。
凄いショックを受けました。

この話を 友人にして ケラケラ笑いが止まらなかった記憶があります。
人の影響を受けやすくて
信じやすくて
箸が転がっても笑えた頃の話です。

伊丹さんに言わせると
「歯が抜ける夢を見ると なぜよくないのか 一向に説明されてないところが
 人を食っていて まことにいい」かもしれません。



本を読んだのは 
久しぶりに登った 藻岩山の頂上
P1010532.jpg
キツリフネが満開でした。


今日も ここに立ち寄ってくれて ありがとう
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Comment

オトコって奴はぁ…(笑)
「女たちよ!」面白そうです!
伊丹さんは、信子夫人にこんな話、クソ真面目にしてたんでしょうか。
でも、しかし…。
「オトコって奴はよぉ…」だな(笑)
やっぱり、オンナには勝てない。
オンナはそんなコト、考える暇がないんだもの。

ユーモアを描くとき、その時代の方は、照れ隠しのためにそうしていたのかもしれませんね。
三島由紀夫もそうだったと思います。
今で言う、「中二病」みたいな感じかな。
本当は拙い部分の塊なクセして、天才だと騒がれて、コンプレックスを隠すべく、尊大なフリ。

だからオトコは、可愛らしさがあったりするんだけど…。



今日、「ベランダー」ですね。
茶碗蓮のはなし。
また、怪しい人が出てきそうな…(笑)





2014.09.03 12:56 | URL | くまはち #- [edit]
くまはちさん おはよう
本にもなんとなく 相性があって
どんなベストセラーも 「なんだか読みにくい・・・。」
と 思うものだったり
こんな風に ふとしたきっかけで手にした本が
思いがけず 凄く面白く読めたりするもんですね。
くまはちさん この本の見開きに

「別れた妻
 そうして
 まだ見ぬ妻たちへ」 と 書かれてて
伊丹十三さんの ユニークな人柄が 出ている気がしました
詳しくはないけれど 多彩な人
人生の楽しみ方を知っている人のイメージが強いのだけれど
そう思う人でも  思い通りにならないことに苦悩していたのかと思うと
いろんなことを 思います。
宮本信子さん 器が大きいというか 
ほれぼれしますね、
いつか 伊丹十三記念館に行って カフェ・タンポポで
ゆっくり伊丹さんの本を読みながら 甘いもの
食べたいなぁ・・・・と 思わさります。

追伸・・・・昨日録画しておいた ベランダー。今日 見ます!
楽しみ 楽しみ。



    
2014.09.04 05:31 | URL | えぞももんが #- [edit]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.09.04 16:41 | | # [edit]
こんばんは ももんがさん。
昨日のスーパームーン見ましたか?
とても綺麗な月でした。

私が読んでいるのは川上弘美さんの「猫を拾いに」
短編集です。
やっぱり好きだなぁ川上さん。
最初の短編は 「朝顔のピアス」
創作家という仕事をしている女性が
引き受けた仕事はラブレターの代筆。

36才既婚。
職業は技術系の会社員。彼がラブレターを
送りたい相手というのが・・
これがねぇ!!

さて、ふろはいろっと (笑)

最近なんの夢もみないなぁ・・


2014.09.10 21:36 | URL | フィりフヨンカ #- [edit]
ひゃ~~~教えてくでぇ~~~~。
フィリフョンカさん 風呂に入っている場合じゃありません
ラブレターを送りたい相手は誰か??
そこで 風呂に入られたら どうなると思う
即効です 即効 私は図書館に川上弘美さんの「猫を拾いに」を予約
するじゃないですか!

でも 予想してみる
① 今はいない 初恋の女性
② 学生時代に数年一緒に暮らした もういない 彼女
③ チームを統括している女性上司
④ チームを統括している男性上司
⑤ 創作家でラブレター代筆している 彼女!
どれか この中に 正解があれば 教えてください
なければ・・・・言わないでぇ。本が来るまで 待ちます!
で・・・でも・・・・・予約 順番71番目
フィリフョンカさん この本 人気らしい。
本屋で立ち読みしそうな ももんがです 汗;

⑥隣の奥さん
⑦娘の通う幼稚園の先生・・・・

だんだん 予想が “昼顔” ぽく なってきた~~。
2014.09.11 05:50 | URL | えぞももんが #- [edit]
まず「チームを統括している男性上司」 これは ないな (笑)

ももんがさん、この本の題名の「猫を拾いに」
これもこの本の中の短編のひとつ。
これが、私的には、ぜんぜん面白くなかった。
ぜんぶの短編の評価としては
五割面白くて、二割はとてもとてもとても好きで、四割は別に。
とてもとてもとても好きが一つでもあれば、
私はその作家の大ファンになるタイプ?
「ぞうげ色でつめたくて」 これは好き。
「旅は無料」 これも好きだなぁ!
「ピーカン」 これは大好き (笑)

あ・そうそう・ラブレターね (笑)
この依頼者は 既婚。 奥さんがいてなお
ラブレターを出したくなるほど好きになった女性って
・・・・・・・・・
読み進めて、私も好きになるだろうな と思った。

この男性が、ラブレターを依頼するまでに、
この好きになった女性と二人っきりで会った回数は三回。
その三回の二人っきりの時間がどんなものだったのか、
また依頼された創作家の女性がどんなラブレターを書いたのか、
それを 悶々と考えていると 眠れなくなりそうです。
川上さんは、この短編に なにも「答え」を用意してないんです。
なのに、このラブレターの相手の女性に
魅力を感じる、その文章力!

クチを縫い針で無理やり縫い付けてなきゃ、
「あんな!この相手ってのはな!」と 喋ってしまいそうです。
あ・ちなみに、ももんが妄想が当たっているかどうか・・
それは・・

さ、ふろはいろ。 (笑)

追伸
昼顔! 見てる?? 私? 大好き(笑)

2014.09.11 22:07 | URL | フィりフヨンカ #- [edit]
フィリフョンカさんへ
フィリフョンカさん 今日は 昨日の大雨のため
私は仕事がお休みになりました
降ってわいた ゆっくりな時を過ごしています

フィリフョンカさん もう もう 話を聞いていると
今日にでも 「猫を拾いに」を買いに走りたくなります
あなたは凄い・・・。
フィリフョンカさん そうだよね
本を読んでいると 全部すべて面白かったということはない
あの場面の あのか所が好き それで 十分ですね。

「ピーカン」はどんな話かな?楽しみ。
「旅は無料」これも面白そう 
ぞうげ色でつめたいものって 何かな??想像が膨らむ

で、ラブレター なぜこの男性はラブレターを自分で書かないのか
なぜ あえて手紙なのか
あ・・・早く読みたいな

フィリフョンカさん 素敵な女性が出て来る小説といえば
ずいぶん前に読んだ 「虹の岬の喫茶店」の店主
吉永小百合さん主演で「ふしぎな岬の物語」という映画名の映画になったようです。

「昼顔」第一回だけ見た その後 予約録画していたのだけれど
たまりにたまって 見るの 断念です
「同窓会」~人は、3度、恋をする~こちらも第1回だけ見た (笑)

昼顔派と同窓会派が あるとか ないとか
昼顔 凄い話題になってるね
懐かしのドラマ 金妻を思い出す~~。

追伸・・・・・フィリフョンカさん 昼顔~平日午後3時の恋人~の
ホームページ見た??ちょっと 必見。ひゃ~~~ドキドキ。 
2014.09.12 10:33 | URL | えぞももんが #- [edit]
ももんがちゃんぇ。\(^-^)/
ももんがちゃん、ごきげんよう♪

ももんがちゃん。。。
私の口は、大きいんです。
私の口は、お喋りなんです。

でもね、言わない(#^.^#)

私は『はにわ』も好き。

なぁなぁ~、ももんがちゃん。

私は、ここで ピュアなももんがちゃんと 百戦錬磨のぁんこちゃんのお喋りを クックックッと肩を揺らしながら、読むのが好きです。

あっ、この本に『あんこちゃん』が出てきました。

小さな小さな 役でしたけどね。笑

ぢゃぁ、股☆ごきげんよう♪
2014.09.14 11:30 | URL | 弥生 #- [edit]
弥生さん おはよう!
弥生さん さっき 弥生さんのところにおじゃまして
「猫を拾いに」を見て 呆然としました・・・。
ひゃ~~~すぐ借りられた??
私は 順番が1減って 70番目です。

以前 なんの本だったかな
「食堂かたつむり」だったか
「船を編む」だったか
計算すると25年待ち・・・という順番待ちを
根気よく待ったことがありました。
実際は 複数の本で貸し出されているし 
早く読む方もいるので 1年半だったかな??
それくらいで 手元にきたのですが・・・。
「わたし待つは いつまでも待つは」 byアミン です (笑)

弥生さん 3連休は いいお天気ですか?
我が家は 少し遅めの夏休みだった長男が
昨日 函館に帰って行きました。
今日も 秋晴れになりそうです。
布団 干します!
2014.09.15 05:45 | URL | えぞももんが #- [edit]

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