緑の森
緑の公園の近くに住んでいます 季節の流れに沿って生活したいと思っています

“ いずみ ” 欄より


毎朝 配達される地方紙には 「いずみ」という 女性限定の投稿欄があります。

数日前に載っていた投稿文
題名は 「防風林」
投稿者は83歳の自営業の女性でした。


文中から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この地に住んで60年を越えました。
早くに夫を亡くしてから、親戚以上に親しくお付き合いを
させていただいたお隣さんの広い家屋敷が取り壊され、
コインパーキングになりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お隣さんがいなくなって 初めて気がついたことは
樹齢何百年の樹木や大きな家屋や納屋が
いままで 自分の家や小さな畑の、防風林の
代わりになってくれていたと言うことだたそうです。
全ての命には終わりがあるのはわかっているけれど
心にも強い風が 容赦なくふく気持ちが綴られています。 
それでも 前を向いて 今年も自分の畑に種をまいた。
強い風に負けないように 花や野菜の根元には しっかり土を寄せ
苗にはビニールの囲いや添え木をして対策をとる。

83歳の頑張りが見えてきます。


文中から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トマトの黄色い花が咲きました。目をつぶると、ブロック塀越しに
「お芋が焼けたよ」 「珍しいお菓子があるよ」という奥さんの声が
耳の底にこだまのように返ってきます。トマトの花がにじんで見えました。

浮世の冷たい風を防いで下さったお隣さん、長い間本当にありがとうございました。


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私が生まれ育った赤い三角屋根の家のすぐそばに 防風林がありました。
お隣さんは お寺さん。
お寺の奥さんは はるばる京都から嫁いできた方。
9人兄弟姉妹の末子だった母を 「おねえさ~~ん」と
毎日のように尋ねて来ていた。

投稿文を読んでいて 訪ねることもなくなってしまったふるさとを思い出しました。
最近よく ふるさとの事を思い出すなぁ・・・ 
そう思ったら
両親が 札幌に引っ越してきたのが 5年前のちょうど今頃
もう 5年もたったのだ・・・。





うさぎ 追いし かの山
P1030328.jpg
ふるさとの風景





今日も ここに立ち寄ってくれて ありがとう
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Comment

ふるさと
えぞももんがさん

最近無常という言葉をしみじみ味わうことが多いです。
何事も変化し続けるということ。
わたしたちは色んなものに守られて
生きているんだなあ。

ずうっとふるさとがないことがコンプレックスだったけど
気がつけば神戸に30年以上暮らしています。
やっとわたしにもふるさとができたんだなあと
読ませてもらいながら気がつきました。
今いる所がふるさとと思えるって
ほんまに幸せやなあ。
2015.06.19 18:09 | URL | ゆるりんりん #- [edit]
ゆるりんりんさん おはよう
神戸に暮らして30年
ゆるりんりんさん 間違いなく
もう ふるさとですね。
ゆるりんりんさんにとっても
娘さんや息子さんにとっても。

ゆるりんりんさんは ふるさとがないことが
コンプレックスだった
私は ふるさとを置いて来てしまったことが
いつも 心の片隅 ころりと転がる
「ごめんね」の気持ちになっていました。
(いまもまだ なっているかなぁ)
2015.06.20 07:00 | URL | えぞももんが #- [edit]
置いてきてしまったこと
その言葉に、わたしも胸の奥がチクリとしました。

今は わたしも夫も元気で
片道400キロの道も 運転を代わりながら
行けています。
でも、どちらかが体が不自由になったり
頭がおぼつかなくなったりしたら、
あの家は、畑は、田んぼは、お墓は・・・
と考え始めると とめどなく暗いトンネルに入ってしまいます。

だから、考えない。
今できることだけを考える。

7月中には お墓掃除に帰りたいな。
就職試験を秋に控える次女は
きっとお盆にも一緒には行けないだろうな。
(先日長女は どうにか決まりました)
できることは どんどん変化してきたけれど、
そう、今できることと 少しだけ先のことを考える。
それしかできません。


83歳の方の 頑張り。
防風林をなくされても、今までと同じように生きようとされる姿に
心があつくなりました。

2015.06.20 13:33 | URL | のん #- [edit]
のんさん へ
のんさん 長女さん 内定が出たんですね
よかった!おめでとう。
次女さんもきっと 試験をパスして
実りの秋を 嬉しく迎えることができる!

来年の今頃は うちの次男も就職活動真っ只中です。

明日の「父の日」仕事なので
今日 父の特養へ行ってきました。
長男に「俺の生命線だ」というノートパソコンを
無理やり借りて “こころ旅”のDVDを持って
行きました。父が初めて見る 2013年秋の旅です。

のんさん そうです 今できることだけを考える。
ちょっと 先のことだけを考える。

たまに 目をキラキラさせて話をする
若者を見ると
「なんでもできるような気がする」瞬間のエネルギーを感じて 若いっていいな・・・と思うのですが

いま この歳でできることも
それほど 捨てたものはないような気もします。
地味に頑張ろう。
2015.06.20 14:40 | URL | えぞももんが #- [edit]

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