緑の森

緑の公園の近くに住んでいます 季節の流れに沿って生活したいと思っています

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読み返した絵本

女優の岸惠子さん翻訳の
フランスで読みつがれている絵本を

読み返しました。

パリのおばあさんの物語
       岸 惠子 訳

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パリで ひとり暮らしをする おばあさん
少しずつ できないことが増えて行く
それでも 昔のさまざまなことを 思い出しながら
今の自分を 悲しまないように 暮らす。

パリの同時多発テロの後ということもあって
以前、読んだ時と また違った気持ちで受け止めました。

あとがきの言葉が 心に残ります
  
あとがきからの抜粋・・・・

「生まれて、生きて、死ぬ。これは人間だれもが持つ平等なさだめです。
けれど何処にどう生まれるかを、人は選ぶことはできません。
この物語のおばあさん一家はユダヤの人たちです。」


「人間が持つもう一つの平等なさだめは、年老いていくことです。
老いをどう生きるかという大事なテーマのなかで人はその人となりを
完成していくのだと思います
若いときのはじけるような情熱や、ときには無鉄砲な決断力や
行動力がまぶしいほどの成果を生んでいた輝かしい時代・・・
それらが遠のき、老いの身の孤独をどう生きてゆけるのか・・・
愚痴っぽくて自分勝手な頑固者になるのか、感謝のきもちで
他人にも自分にも優しくなれるのか、こそが人間としての勝負どころです。」



P1030307.jpg

「おばあさん。もいちど、
若くなってみたいと思いませんか?」
おばあさんは、驚いて、
ためらうことなく答えます。
「いいえ」
その答えはやさしいけれど、決然としていました。
「わたしにも、若いときがあったのよ。
わたしの分の若さはもうもらったの。
今は年をとるのがわたしの番」
彼女は人生の道のりの美しかったことや、
山積みの苦難も知りました。
彼女の旅は厳しかった。
彼女の旅はこころ優しくもあった。
「もいちど、同じ道をたどってどうするの?
今通ってきたこの道ひとつなのよ」


       あなたは どう思うかしら・・・・?


いつにも増して 時間が 飛ぶように過ぎてゆく12月。
道を歩いていて
「難しい顔して どうしたの?」と友に声をかけられ
ハッとする。

愚痴っぽくて自分勝手な頑固者にならないように
他人にも自分にも優しくなれるように
・・・・と、読み返した 本です。



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今通ってきたこの道 

一生懸命に生きてきた人は達成感があり、老いを受容できます。そうでない人は愚痴ばかりの老後になります。老いるまでの間に後悔を残さない様に頑張って生きるのが大切ですね。
  • posted by てつぼ 
  • URL 
  • 2015.12/03 16:55分 
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てつぼさん おはようございます 

95歳になる叔父がいます。
数年前までは 自転車で買い物に行くぐらい元気だったのですが
家の中で転ぶようになり
体も思うように動かなくなり
体調が良くないと言います
病院では「どこも悪くなく 高齢のため」と言われると嘆きます
自分の体の老い・・受け入れることのむずかしさを感じますね。
  • posted by えぞももんが 
  • URL 
  • 2015.12/04 05:58分 
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夫・長男・次男・わたしの4人家族です。

時間を忘れ 新緑を眺めていたい 季節です。
紅葉の時期と同じく
緑にも 濃淡があり きれいです。
桜の次は ライラック。
季節は 春から 初夏に。 

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