緑の森

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一万歩


施設で生活している父を訪ねると決まっていつも
杖をついて 歩く練習をしています

6畳ほどの自分の部屋で 黙々と歩く

その歩数 一日10000歩
父は この部屋で 何時間かけて
10000歩を 歩くのかと想像すると 胸が痛む

いつの間にか 私の体重と同じになった父は
痩せたことを気にして
筋肉をつけたいと言う

そんな父が

「近いうちに 一度 家に帰りたいのだけれど いいか?」と言うので
今日は 母の住むマンションに帰り みんなで昼食

「蛸の刺身が食べたい」が 第一希望だったので
母が用意し
喉に詰まらないように
ふぐ刺しのように 薄く切る。

お弁当を食べ
お茶を飲み
テレビを見て
母や私たち家族と なんと言うことのない話をし
お仏壇に手を合わせて
施設に戻る

これで ゴールデンな一日になっただろうか。

天気が良ければ 近くの桜でも見に行けたのだけれど
北海道は昨日から あいにく 冬

ひとりではできることも限られるけど
今日は 主人が車を出し
息子達が 車いすを押してくれた

私は よかったよ 

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今頃 また 歩いているんだろうか
一万歩。 

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