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緑の森


2018/03/23 17:44 えぞももんが

たのしき ナンキンマメ

ずいぶんいい歳になったのに
自分の欠点が 
一向に 変わらず 欠点のまんまだなぁと
情けなくなる時があります


友が古本屋で見つけたという
「暮しの手帖 1976 春」を 送ってくれました。


表紙は 花森安治さん
そして 見開きに ひとつの作り話が載っていました

作りばなし
たのしき たのしきナンキンマメ
        著  花森安治

いまはむかし、さるところに、ひとつの国があった。
その国の名まえは、あなたが好きなように、つけて下さって、
いっこうにさしつかえない。
 その国は、年中びしょびしょと雨がふっていた。
 止まない雨はないし、明けない夜はない、などと、ミーハー向きの
人生読本には書いてあるが、なるほど、この国でも、夜は明けるけれど、
夜は明けても雨はふっているし、そして日が暮れても雨はふっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、ちょっぴり 辛口で始まるこの物語は ナンキンマメを使った
ワイロの話
国と議員と官僚と商社と すっかり置き去りにされる国民が出てきます


あ・あ・・あの事件は この年だったのか!と思い出す

文中より
 あなたは、ゆうべあの人と会いましたか、ときかれたら、
さあ、どうでしたか、一向に記憶にありません、というふうい答える。
これは、ホンヤクすると、それについては答えたくない、という意味である。
 もっとも、こういう上品な言葉づかいは、だれでもできる、というものではない。
身分の低い、いわゆる庶民がこんな上品な言葉づかいをすると、
きさま、お上をなめとるかッ、とひどい目にあわされる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ???これは ごくごく最近 とっても良く耳にする
ニュースと うりふたつ 
表紙を もう一度 見る
1976年。今から40数年前。
なのに 「答えられない」の姿勢まで同じ

国も 官僚も 議員も 国民の立場も同じ

それなら 私がこの歳になっても 欠点が欠点のまんまになっていても
全然 大丈夫!! と言いたいところだけど

そろそろ 意識を変えなければ
雨は 降りっぱなしかもしれない。






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たのしきナンキンマメ を読みながら
ピーナッツがなかったので アーモンドをかじりました
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