土曜日の夜
作家 高橋源一郎さんのラジオ番組があります
その中で 高橋源一郎さんが 話していたこと
今から40年ほど前 30代の源一郎さんは
作家を目指して本を書き始め
新人賞に応募していた
結果は 落選
厳しい 論評
きっと どこかに誰か一人
ぼくの書いたものを読み理解してくれる人がいる
その人に向かって書こう
その時 思い浮かべたのは
書くことのきっかけをつくってくれた
詩人の吉本隆明さん
吉本さんに手紙を書くような気持で 小説を少しづつ
書いていったそうです
書き終わった小説は
ある賞の選考に残ったけれど
結果は 佳作扱い・・・。
「ところどころ美しいイメージはあるが
小説としては 破たんしている」と言うのが多くの
選考委員の声
そのころ 孤高の詩人 吉本隆明が
文芸誌で まったく新しい評論の連載をすると話題になったそうです
その第1回を目にして 源一郎さんはとても驚く
取り上げられていた本は
佳作扱いだった 自分の小説だったそうです
評論は
「まったく新しい世界の到来」
高橋源一郎さんは その時
「言葉は 届くことがあるのだ」と
知ったことが嬉しかった
と、話されていました。
聞いていて 私も嬉しくなる
強く 思えば
つよく 想えば
言葉は届く
きっと 間違いない
そう思う
想定読者
・・・自分が一番届けたい、
読んでもらいたい相手を思って書く。

今年も 木の根開くの季節になりました。
高橋源一郎の飛ぶ教室
NHKラジオ第1 毎週金曜 午後9時05分
作家 高橋源一郎さんのラジオ番組があります
その中で 高橋源一郎さんが 話していたこと
今から40年ほど前 30代の源一郎さんは
作家を目指して本を書き始め
新人賞に応募していた
結果は 落選
厳しい 論評
きっと どこかに誰か一人
ぼくの書いたものを読み理解してくれる人がいる
その人に向かって書こう
その時 思い浮かべたのは
書くことのきっかけをつくってくれた
詩人の吉本隆明さん
吉本さんに手紙を書くような気持で 小説を少しづつ
書いていったそうです
書き終わった小説は
ある賞の選考に残ったけれど
結果は 佳作扱い・・・。
「ところどころ美しいイメージはあるが
小説としては 破たんしている」と言うのが多くの
選考委員の声
そのころ 孤高の詩人 吉本隆明が
文芸誌で まったく新しい評論の連載をすると話題になったそうです
その第1回を目にして 源一郎さんはとても驚く
取り上げられていた本は
佳作扱いだった 自分の小説だったそうです
評論は
「まったく新しい世界の到来」
高橋源一郎さんは その時
「言葉は 届くことがあるのだ」と
知ったことが嬉しかった
と、話されていました。
聞いていて 私も嬉しくなる
強く 思えば
つよく 想えば
言葉は届く
きっと 間違いない
そう思う
想定読者
・・・自分が一番届けたい、
読んでもらいたい相手を思って書く。

今年も 木の根開くの季節になりました。
高橋源一郎の飛ぶ教室
NHKラジオ第1 毎週金曜 午後9時05分